出版社内容情報
仲間たちと事業主のグループ討議で、すぐアクション!
仕事のしやすさや仕事まわりの条件を広く取り上げ、仲間たちの話し合いですぐに改善策を決定していく、
いま世界で注目の「参加型改善」方式とは何か?
「参加型改善」は、製造業、農業、建設業、サービス業、ゴミ収集業、医療・介護の現場など多様な業種で採用されている。仕事上の安全・健康リスクの発見と対策に有効とされ、最近ではメンタルヘルスへの適用が話題。参加型改善を基にした日本発祥の「職場ドッグ」も、地方自治体、企業、そして韓国へと広がっている。
「参加型の職場改善」4大特徴
1.ポジティブ視点でまわりのグッドプラクティスに学べ!
2.作業方法・作業場・休憩制・福利設備など、多面対策!
3.労使の直接対話ですぐに改善策を決め、アクションへ
4.改善策は低コスト中心、有効な改善策はすぐにシェア
内容説明
メンタルヘルスにすぐ役立つ。仕事のしやすさや仕事まわりの条件を広く取り上げ、仲間たちの話し合いですぐに改善策を決定していく、いま世界で注目の「参加型改善」方式とは何か?
目次
第1章 ワイズ方式の誕生(中小製造業で職場改善事情を調査;現場で働く人どうしが対話する効果 ほか)
第2章 農業や建設、廃棄物収集へ(中小職場で育まれた実践手順;農村地帯への波及力 ほか)
第3章 ストレス対策、複合リスク予防へ(大きな事故の影で;「ローベンス報告」の波及 ほか)
第4章 共通する参加型職場改善の特徴(職場内の対話を起点にする;良好事例に学ぶ改善目標 ほか)
第5章 参加型改善の新展開(ポジティブな視点を生かして;職場対話を支える「推進者」に役割 ほか)
著者等紹介
小木和孝[コギカズタカ]
1933年生まれ。東京大学医学部卒業。労働科学研究所主任研究員などを経て、1983年よりILOアジア太平洋地域労働条件アドバイザーとしてバンコク駐在。ILO労働条件環境局長などを経て、労働科学研究所所長、国際産業保健学会長などを歴任。現在、労働科学研究所主管研究員。受賞歴:1991年Ergonomics Development Award(国際人間工学会)、1999年労働大臣功労賞、2013年日本産業衛生学会学会栄誉賞など
川上剛[カワカミツヨシ]
1960年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。同大学院博士課程(公衆衛生学)修了。産業医学総合研究所、労働科学研究所主任研究員を経て、2000年よりILOアジア太平洋総局及び、ILO本部勤務を経て、現在、ILO南アジアディーセントワーク技術支援チーム(ニューデリー)にて労働安全衛生専門家として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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