出版社内容情報
いま、ロシアを考えるヒントがいっぱい !!
なぜ、ロシアは孤立してしまうのか。大陸のど真ん中にあって、周辺国とうまくやれないのはどうして?
2022年2月24日、ロシアのウクライナへの軍事侵攻により、「冷戦終結以後」の世界の終わりがはじまりました。ロシアはいったい何を考えているのか、さまざまな憶測も飛び交っています。
1991年にソ連は解体しましたが、そもそも、いったいソ連とはなんだったのか、社会主義体制から資本主義に舵を切ったロシアの30年間とはなんだったのか。
高校卒業後、ソ連・モスクワ大学に6年間留学し、NHKで40本以上のソ連・ロシア関係の番組を制作してきた、日本で指折りのソ連・ロシアウオッチャー馬場朝子さんに自身の体験や現地で暮らす人の言葉をとおして案内してもらいます。
カバーの絵はValentine Goubarevさん。ベラルーシのアニメーション作家です。
内容説明
生活に、信仰に、戦争に見えてくる“ソ連ノスタルジー”1970年代ソ連に留学、以後、テレビ番組ディレクターとして50年にわたり関わり続けた目から見る、現在とこれからのロシア。見えないロシアが見えてくる。
目次
第1章 えっ!資本主義!?(ロシア的働き方;格差と平等の狭間で ほか)
第2章 さびしい大国(ロシアはヨーロッパかアジアか;ロシアの「大国願望」 ほか)
第3章 暮らしのなかのソ連、民主主義ってなんだ?(民主主義嫌い;女性の力 ほか)
第4章 ソ連・ロシアの戦争(大祖国戦争;アフガニスタン侵攻 ほか)
著者等紹介
馬場朝子[ババトモコ]
1951年熊本生まれ。1970年よりモスクワ国立大学文学部に6年間留学、帰国後、NHKに入局、ディレクターとして番組制作に従事。「スターリン 家族の悲劇」「トルストイの家出」「ロシア 兵士たちの日露戦争」「未完の大作アニメに挑む―映像詩人ノルシュテインの世界」「揺れる大国 プーチンのロシア―膨張するロシア正教」などソ連・ロシアのドキュメンタリー番組を40本以上制作。退職して現在はフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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