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出版社内容情報
生まれた所や皮膚や目の色で
いったいこの僕の
何がわかるというのだろう
ザ・ブルーハーツの大名曲「青空」の発売から30年、
真島昌利さんの歌詞が、大人向けの絵本になりました。
日本在住のフランス人イラストレーター・Botchy-Botchy(ボチボチ)が、
文学性の高い真島昌利の詞の世界を風刺をきかせたイラストで表現。
時代が変わっても、マーシーの言葉がわたしたちの居場所となる。
巻末に吉本ばななさんからのメッセージ「口ずさむ」を収録!
「青空」はいつの時代に口ずさんでも同じ強い力を持っているのだろう。
この曲は、「それでよかったんだ」と言ってくれる。
吉本ばなな(本書メッセージより)
内容説明
ザ・ブルーハーツの大名曲「青空」が絵本に!
著者等紹介
真島昌利[マシママサトシ]
1962年生まれ。1987年ザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」でメジャー・デビュー。1995年ザ・ハイロウズ、2006年よりザ・クロマニヨンズのギタリストとして活躍。ソングライターとしても多くのヒット曲を手がける
Botchy‐Botchy[BOTCHY BOTCHY]
フランス、ブールジュ生まれ。会社員をしながらイラストレーター活動をしていたが、2018年に退職し作家活動に専念。2019年、JAGDA国際スチューデントポスターアワード入選、日本デザイナー学院奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
32
あの国の空を頭に浮かべながら再読。「生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう」この飾らないフレーズの持つ重みと苦味はきっと未来永劫まで残る。よく「青」は未熟や視野狭窄、そして世間知らずの代名詞として扱われる。青臭いとかケツが青いとか。でもさ、知識を蓄え、学歴を身に着け、地位も名誉も財産も十分すぎるほど手に入れた世界中の偉い人たちはいま何をしているんだよ。ノブレス・オブリージュどこ行った? 不当な苦しみに直面する人たちを救う。これ以上の正義がどこにある? 青いままで何かを変えたい。2022/06/21
Y2K☮
32
今月の絵本。カイジがまた実写で映画になってるけど、アニメ版主題歌になった「未来は僕等の手の中」を最近また聴き始めた。この「青空」も好きな曲。シンプル。だからこそその率直さが響く。少し前にプロレスラーのエル・デスペラードがツイッターで歌詞を引用していてどうしたのかと思ったら「パスポートなくしました」というオチで笑ってしまった。海外行く度に何かしらなくす人だからなぁ彼は。でも新日本プロレスの大事なシリーズの直前に葛西純とデスマッチを戦い、挙句に大ケガして欠場しちゃう彼のロックな人間性はかなり好きだ。今が全て。2020/01/15
さーくる・けー
11
元ブルーハーツ・真島昌利の名曲「青空」の歌詞に合わせて、フランス生まれのイラストレーター・Botchy-Botchyがイラストを付けた絵本です。巻末には吉本ばなながメッセージを寄せられています。マーシーのまっすぐで心震わせる世界観が良く表れている作品です。2020/01/28
ありす
4
ギターを弾きたい、曲を作りたい、歌いたい。音楽がやりたい。ただそれだけ。ただそれしかない人生の凄みが音として伝わってきた。・・・神々しくて涙が出た。/ばななさんのメッセージを読んで、私も涙が出た。青空はもともと好きな曲だけど。ただそれだけ。それしかない人生の凄み。決して楽でも得でもなさそうだけど、それでいいじゃん、と励まされた気がした。必要なときにはちゃんと必要なものに出会えるんだな、と思えた一冊。2023/02/26
ユ-スケ
3
大好きだったブルーハーツの名曲(と勝手に思っている)の歌詞が絵本になった 当時、この歌詞にどれだけ深く共感し、感激したことか やや不穏な絵とともに、自分の手元に置いておけるのがとてもうれしい2022/02/14