メートル法と日本の近代化―田中舘愛橘と原敬が描いた未来

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メートル法と日本の近代化―田中舘愛橘と原敬が描いた未来

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768458631
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0023

内容説明

大日本帝国憲法、そしてメートル法の黎明期。世界に追いつこうと日本の背中を押し続けた、二人の偉人がいた。

目次

第1章 回想
第2章 青雲の志―藩校から大学へ
第3章 パリでの再会
第4章 発展途上の日本
第5章 飛翔―大いなる転身
第6章 明治の試練―日露戦争の辛勝
第7章 転換期―欧州大戦(世界大戦)の衝撃
第8章 ついに度量衡法改正
第9章 それから
付録

著者等紹介

吉田春雄[ヨシダハルオ]
1944年岩手県紫波郡見前村(現在は盛岡市)生まれ。盛岡第一高等学校を経て北海道大学工学部応用物理学科卒業。1968年(株)タケダ理研工業(現在の(株)アドバンテスト)入社。マイクロ波測定装置のためのYIG同調発振器開発、および新技術開発事業団からの受託研究「赤外線溶融加熱炉によるYIG結晶育成の実用化研究」実施。1989~1995年工業技術院電子技術総合研究所と「ジョセフソン電圧標準」の共同研究実施。1993年北海道大学より博士(工学)授与。1996~2001年東北大学電気通信研究所と「大口径シリコン基板表面汚染の非接触高感度検出方法」の研究実施。2001年(株)アドバンテストを退職し、(独法=現在の国立研究開発法人)産業技術総合研究所に移籍。計量標準総合センターhttps://www.aist.go.jp/aist_i/dept/nmij.htmlに配属。2006年定年退職し、2010年まで同所の招聘研究員。2011~2016年(株)エーディーシー特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まーくん

86
物理学者田中館愛橘。戊辰戦争で敗者となった盛岡藩。その藩校で同級生となった原敬との友情を追いながら、日本の近代化に向け、度量衡統一にかけた長年の努力を辿る。当時の日本では計量単位系として従来の尺貫法の他、外国に指導された軍事技術に伴って、多くの単位系が混在。地球物理学を学んだ愛橘はメートル法の合理性・普遍性を理解、首相となった原の助力も得、大正10年ついに度量衡法改正に漕ぎ着ける。海軍は創設の経緯から英国のヤード・ポンド法。国産で建艦出来るようになり、戦艦「陸奥」「長門」の主砲からメートル法が採用された。2020/11/16

鬼山とんぼ

6
望外の拾い物。日経新聞のクロスワードパズルに彼の姓が出題されていたが私は全然知らなかった。東大理学部草創期に入学し日本の科学立国の道を切り開いた大学者と知り、維新期の偉人として法学、政治学、科学全般を海外から導入した元幕臣・逆族の榎本武揚を第一として尊敬する私としては、赤面するばかりだった。70歳を超えて初めて小説仕立ての文を書いた著者はご苦労されたろうが、同郷同年の原敬の伝記と並行した方言交じりの記述は、不利な出自にくじけず互いに思いを致しつつ頑張る友情の記録として大変心温まるものがあった。2024/03/20

Iwanchu

2
実家の墓参りと合わせて、いつも拝んでます。 2020/04/16

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