内容説明
捨て子だった安子、実子として育てた六市。戦争前夜、ロサンゼルスと上海郊外で二人は、孤児たちの父となり母となった。そして、戦後一通の手紙が届く…。「排他」が叫ばれるいま、心揺さぶられるノンフィクション。
目次
第1章 孤児救済事業と六市
第2章 アメリカへ渡った日本人移民
第3章 六市が開設した南加小児園
第4章 中国崑山での安子
第5章 日米開戦による終幕
第6章 再会
著者等紹介
大倉直[オオクラチョク]
ノンフィクション作家。1966年生まれ。世にあまり知られていない人物を好んで描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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