内容説明
「売春婦」なら被害者ではないのか?見過ごされてきた日本人「慰安婦」の被害を問う―
目次
第1章 日本人「慰安婦」はどう集められたか(日本人「慰安婦」の徴集と近代公娼制度;長崎事件・静岡事件大審院判決を読む―「慰安婦」強制連行は誘拐である;植民地朝鮮の公娼制度と「慰安婦」制度;日本軍の慰安所政策について)
第2章 日本人「慰安婦」はどう扱われたか?(日本人「慰安婦」の処遇と特徴―性奴隷を正当化した戦時ナショナリズムと「性の防波堤」論;書籍・雑誌にみる日本人「慰安婦」;慰安所業者の聞き取りから;沖縄・芭蕉敷の慰安所の事例―平岡知重さんの聞き取り;沖縄の日本軍慰安所)
第3章 日本人「慰安婦」の戦後はどうだったか?(日本人「慰安婦」の戦後―菊丸さんの場合;書籍・雑誌にみる日本人「慰安婦」の戦後;日本軍「慰安所」からRAA・占領軍「慰安所」へ)
著者等紹介
西野瑠美子[ニシノルミコ]
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)共同代表、日本人「慰安婦」プロジェクト・チーム。2004年度日本ジャーナリスト会議JCJ賞、第一回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞など受賞
小野沢あかね[オノザワアカネ]
立教大学教授。専攻は日本近現代史・女性史。VAWW RAC運営委員、日本人「慰安婦」プロジェクト・チーム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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