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内容説明
“戦争”から解き放たれた女たちが求めたもの―一九六〇年代、雑誌は若かった。その舞台裏は熱気であふれていた。
目次
序章 雑誌の時代が始まった
1章 六〇年代は「ミセス」色(一九六〇年、それぞれの春;創刊までの道のり;高級で、上品な、朝の雑誌;主婦のライフスタイルを変えた;「ミセスの時代」を支えたスタッフ)
2章 最初のファッションジャーナリスト(文学少年から編集者へ;今井田勲という人;ファッション界のボス)
『ミセス』とわたし
著者等紹介
江刺昭子[エサシアキコ]
1942年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。64年から70年まで文化出版局で『装苑』『ミセス』などの編集に携わったのち、ノンフィクションライター、女性史研究者に。72年、『草饐―評伝大田洋子』(涛書房)で第12回田村俊子賞受賞。81年より日本エディタースクール講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可不可
1
昭和の名編集者・今井田勲のことが知りたくて、読んだ。■『ミセス』は今井田が編集長として世に問うた女性誌。第1章が『ミセス』の創刊から全盛期の歴史に充てられ、読み応えがあった。■第2章は、まるまる「今井田勲」を掘り下げている。よく描けていて、深みが覗けた。男性にも女性にもてた今井田。特に女性関係は興味深かった。■ちなみにぼくは、今井田勲が創刊した『季刊銀化』を愛読していて、今も手許においている。2024/08/01
peace land
1
懐かしい。家にいつもあった雑誌。いくつで読んでも良いという雰囲気だったな。2017/11/30
Junnko Simmura
1
身の丈ファッションの雑誌ばかり読んでいて、たまに「ミセス」を読む機会があるとそのハイファッションにうっとりする。お洋服っていいなぁと綺麗なお洋服がただ好きだった頃を思い出す。あんなに綺麗なお洋服の写真が載っていたのも文化服装学院が関わっていたからなのね、と納得。上品で上質な暮らしとファッションを紹介する雑誌としてずっと続いて欲しい。2015/01/27
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