目次
第1部 出生前診断(葛藤編;支援編;読者からの手紙;課題編;英国編;歴史編;再び、読者から)
第2部 生殖医療(迷宮編;検証編;卵子提供編;必要な支援とは)
第3部 生みの親・育ての親(親になりたい;子どもの思い)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
45
子供が欲しいと思った時点で、様々な問題に直面する。誰もが当たり前に健康な子を授かれるとは限らない。女性であっても当たり前に妊娠できるとは限らない。出生前診断で中絶することも産み育てることも、高額な不妊治療を続けることもやめることも、卵子提供も精子提供も、養子縁組も、周りがとやかく言うことではない。どんな形であれ生まれてきた子に罪はないのだから。どんな子でもどんな親子関係でも、普通に受け入れる社会であれば、不便はあっても不幸は生まれない。2019/07/29
takao
1
ふむ2024/09/23
のび太郎
1
出生前診断、生殖医療、生みの親、育ての親・・・出生前診断は本当に苦しい。そして、生殖医療の発達で幸せになった人も多いと思うが、実はこんなに苦しむ人たちもいた、と言うことを知ると医学の進歩に疑問も抱く。 特別養子縁組の活動をしている藤田さん夫婦の子どもへの接し方が素晴らしい。子育ては実の子でも大変なのに。2019/11/02
りりあん
1
後半のエピソード。乳児院→里親宅→児童相談所と移った女性が自立して働くようになり、交際相手が出来て間もなく妊娠、結婚。その後もう1人を出産するが離婚。生活保護を受けながらパートで働いているという。これは子どもの貧困に繋がるよな…と思ってしまう。養子などの制度が充実して、きちんとした教育を受けられる子どもが増えれば、貧困も減らせるのかもしれない。2015/12/20
Yuji Ozaki
1
大変面白かった。家族の在り方も子供の在り方も千差万別。正解は一つもない。そんな多様な価値観を受け入れられる未来にしないと2015/02/11
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- 和書
- 近世の朝廷制度と朝幕関係