アニメ研究入門―アニメを究める9つのツボ (増補改訂版)

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電子版あり

アニメ研究入門―アニメを究める9つのツボ (増補改訂版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月24日 10時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768457399
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0074

内容説明

アニメについてアカデミックに考えてみた…!「アニメ」がCOOLともてはやされる時代はもう終わった。“技法”や“作品論”の枠を越えて、多角的な観点からアニメを読み解く方法を提示する。

目次

アニメで論文を書きたい人のために
文学理論 アニメ研究における批評理論の可能性
映像論 アニメを読む―映像としてのアニメのナラティブ分析
ジェンダー論 アニメから読み解くジェンダー―「力」と「美」を超えて
サウンド/ヴォイス研究 アニメを奏でる3つの音―アニメにとって音とは何か
ヒストリー研究 アニメ研究における歴史的アプローチ
オーディエンス研究 アニメ・オーディエンス(視聴者‐消費者)の分析に向けて―ディコーディング・日常・アイデンティティ
アート研究 アニメにおける美と汎美
コンテンツ研究 著作・流通システムにおけるアニメ
オーディオ・ビジュアル研究 情報システムとしての「アニメ」にみる映像表現と物語形式―アニメ『となりのトトロ』における情報伝達の行方を読む
今後の課題と見通し
アニメ研究のアプローチについて

著者等紹介

小山昌宏[コヤママサヒロ]
情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科博士後期課程修了、博士(情報学)。現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部兼任講師、自然医科学研究所研究員。一般社団法人国際クラウドファンディング運用教育研究協会理事、専門は情報社会学、メディア論、映像文化(マンガ・アニメーション)研究

須川亜紀子[スガワアキコ]
ウォーリック大学大学院映画テレビ学部博士課程修了Ph.D.(人文学博士)。現在は横浜国立大学教育人間科学部/都市イノベーション学府准教授。専門はメディア(アニメ)とジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

センケイ (線形)

6
先に応用編を読んだけど、こちらも欠かせない内容ばかりだった。面白いうえにそれに留まらず、研究を志す上での足がかりが網羅されている。自分もアニメ好きである手前、映像や音楽の商業的ノウハウや、あるいはコンテクストや記号的意味ももちろん、時流との対応やファンの受容といった社会的関係など、どの登り口も惹かれる。本全体の構成としては、アニメ研究は発展途上だと潔く宣言したうえで、他の表象文化との接続や違いなどを踏まえつつ上記のような事柄を凝集しており、まさに研究入門にうってつけの本ではないか。2020/02/14

りょうへい

0
アニメ研究をするうえで、様々なアプローチ方法を紹介している。論文調なので、やや難解な用語が多用されているので読破するのが少々大変であったが、よい勉強になった。2020/09/27

swingswimmer

0
アニメーション研究の学問としての体系化を目的とし、文学批評や映画学、産業論まで、人文学・社会科学分野における批評理論をアニメーション(および「アニメ」)の分析にいかに適用できるかをまとめた編著。2章の映像論と9章のオーディオ・ビジュアル研究はとても勉強になったし、他の章でもアニメーションを観る際、意識せず曖昧に使っていた視座がその成り立ちから解説されていて、繰り返し読んで内容を身につけたい書籍だった。アニメーションを他の表象文化と同等(以上)の研究対象とみなすために編著者が腐心していたのも印象的。2020/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8315438
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品