内容説明
南の島のリーダーになった高橋ユニオンズの好投手!森喜朗、佐々木信也との絆。
目次
戦前・戦後のトラック諸島
戦後トラック諸島が歩んだ道
「南進論」勃興の時代背景
大酋長ススム・アイザワの父相澤庄太郎が雄飛した時代
ススムの日本における生活
ふるさとトラック島で人生再スタート
戦没者遺骨収集に関わった男が巡りあった偶然
遺骨収集団の成り立ち
佐々木信也の華麗なる野球人生
日本の懐かしい想い出
戦没者遺骨収集にまつわるエピソード
森家とアイザワ家三代にわたる交流
プロ野球始球式と突然の訃報
美しく懐かしいトラック諸島
謎めいた言葉とその真偽は?
日本とミクロネシアの交流と友好の未来像
日本・ミクロネシア連邦、国交樹立二十五周年記念
著者等紹介
近藤節夫[コンドウセツオ]
1938年東京都中野区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。エッセイスト。日本ペンクラブ・日本旅行作家協会会員。学生時代に六〇年安保闘争、ベトナム反戦運動に参加。学生時代、サラリーマン時代を通し、紛争地・戦地を含め海外へ二百回渡航、訪問国七十数カ国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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渋谷英男
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ミクロネシアについてがほとんど。野球のエピソードあまり無かった。☆12016/05/15
siomin
0
2リーグ分裂後のプロ野球に南洋諸島出身の日系選手がいて、引退後南の島に戻り「酋長」になった。この逸話は『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』にも出てきたので知ってはいたが、その人相澤進についてまとめられた本が出ました。 日本とミクロネシアを股にかけた相澤の活躍、佐々木信也や森善朗とのかかわりなど、興味深い話がたくさんあるのですが、いかんせん相澤について謎が多くそれを解き明かすことなく終わっているので、不完全燃焼の感があります。2014/12/07
トライ
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「後に大酋長になったプロ野球選手がいた」という豆知識はプロ野球好きなら聞いたことあるはず。その選手の話。タイトルこそ剛腕投手ですが、野球の話はそんなにはありません。いろんな謎が残されてるんですが、ススムが吹いたホラの謎は解明されず。この本を読んだ限りだと、なんとなく調子よくなっちゃって言っただけだとは思うけどw2014/10/22