出版社内容情報
最悪のレベル7と評価された福島原発事故後でさえ、再稼働や輸出が進められるのはなぜか。問題の所在が曖昧になろうとする今、工学、地質学、経済学、現職議員など各分野で活躍する12名の専門家たちが改めて原発について分かり易く
目次
第1章 原子力の何が問題か「核と人類は共存できない」
第2章 柏崎刈羽原発反対運動の歴史
第3章 日本列島の成り立ちと新潟県の地質・地盤
第4章 原発のしくみと危険性
第5章 被ばく労働の実態とリスク
第6章 日本のエネルギー事情
第7章 自然エネルギーの可能性
第8章 原発の発電は安いか。原発のコスト
第9章 放射性廃棄物のゆくえ
第10章 原発と自治体財政
著者等紹介
山口幸夫[ヤマグチユキオ]
1937年、新潟県十日町市生まれ。1965年、東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士(物性物理学)。米ノースウェスタン大学、東京大学などを経て、現在は原子力資料情報室共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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