内容説明
「幕末・明治初年にはアメリカやヨーロッパを凌ぐ高い生産性を誇っていた―」というかつての日本の農業。江戸時代から戦後にかけてのあらゆる史料を検証し“農業の正義性”について鋭く論じる。
目次
第1章 入会地編(水田は日本人の“生存保障システム”;水田を支えた林野の“内助の功” ほか)
第2章 老農編(近経学派がマル経学派に勝利;老農こそ国富形成の担い手 ほか)
第3章 小農成立の五つのカギ編(“人口爆発”を支えた小農;小農が日本農業の真髄 ほか)
第4章 国民農業編(敗戦国民の運命;ねじれた米と小麦パンの関係 ほか)
著者等紹介
石堂徹生[イシドウテツオ]
1945年、宮城県生まれ。東北大学農学部卒。養鶏業界紙記者、市場調査会社などを経て、フリーに。現在、農業ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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