目次
「主人公となる幸せ」を託した人
第1章 すべての始まりは情報を得ること
第2章 選びたい人を選ぶことができていますか
第3章 代表者はあなたの意向を受けて、議会で議論を活発にしていますか
第4章 巨大な行政を監視する仕組みはあるか
第5章 積極的に政治に関わるように育っていますか
追録
絵本「大きな木の上の大きな目」(文・日隅一雄;絵・ふなびきかずこ)
日隅さんの最後の志(海渡雄一)
著者等紹介
日隅一雄[ヒズミカズオ]
1963年生まれ。京都大学法学部卒。産経新聞社で記者として勤務の後、弁護士登録。NHK番組改ざん事件、オリコン対烏賀陽事件、山一抵当証券事件、映画「靖国」上映妨害事件、動燃記者発表自殺強制事件、沖縄密約開示請求事件などを担当。インターネット市民メディア「News for People in Japan」(NPJ)編集長。2012年6月12日没。享年49歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葛城吉隠
1
私たちが最も考えなければならない問題です。 日本の常識が外国の常識と違うということを気づかせてくれる本だと私は思います。2015/04/30
ms
1
日隅さん、すばらしい仕事をありがとうございました。日隅さんの遺志を、気づいた人それぞれが、それぞれのやりかたで、継いでいこう。2012/12/30
Ryuji
1
★★★★★内容が濃く非常重い本だと思います。先日アメリカ大統領選挙でオバマ大統領が再選されましたが、20代の若者も熱狂していた映像がありました。国力は当然ながらそれを見てアメリカの底力はここいう所にもあるのだということを垣間見た気がしました。選挙制度が違うとは言え、日本の総理を心から称賛する日本人っているでしょうか?本書では選挙制度や情報公開、マスコミのあり方などの問題点を非常にわかり易く書いています。でも頭で理解してもそれを本当に変えていくのは我々一人一人の行動です。2012/11/17
おね様
1
この人の死が残念でならない。メディアのことを知るなら絶対に読むべき1冊2012/08/20
Koike Katsuya
0
これは日隅さんの魂が宿った名著。海渡弁護士のあとがきにひどく感動した。社会になにか、歪みを感じている人には必読書だと思う。2015/02/17