目次
第1部 「孤独権」侵害の時代(ケータイが見張ってる!?;顔認証カメラがあなたを探し当てる;通過全車両を検索せよ!;職場のPCコップ)
第2部 「安全・安心」産業利権(電子マネー、魔性のカード;IT刑務所に群がる企業たち;ITS―新しい交通インフラ;要塞化する住まい;防犯カメラはだれのために;住基ネットは拡張する)
著者等紹介
平田剛士[ヒラタツヨシ]
1964年、広島市生まれ。北海道大学大学院工学研究科中退後、北海タイムス(札幌)記者を経て1991年からフリーランス。環境問題を中心に取材活動を続け、『週刊金曜日』『北海道新聞』『faura』などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamaneko*
1
社会のデジタル化が進むということは、便利な反面、監視・管理化が一層進んでいるということを実感しました。2011/02/19
hose1239
0
「安全」「安心」を名目に街に監視カメラがあふれている状況に疑問を感じている人には、おすすめの本。2011/09/12
septiembre
0
高速道路のNシステム、街中の監視カメラ、スイカ パスモなどの電子マネー。見守られているのか見張られているのか。作中の「巨大で複雑なシステムにこうした欠陥はつきもので、いずれまた起きると誰もが思っている。それでもいったん味わった「便利さ」をもう手放せない。」の一文には考えさせられるものがあった。2011/05/17