内容説明
異文化との出会いの中で培われ、民衆の歴史の中で磨きぬかれた言語・クレオール語は、いま誇り高き母語として未来を見つめている。クレオール語とそれを使う人びとの歴史を詳解し、変化を恐れず歩みを続ける言語の魅力を伝える。
目次
第1章 定義は律儀に、ほどほどに
第2章 まずはとっつきやすいところから―英語クレオールで肩慣らし
第3章 もう少し先へ進んでみる―フランス語クレオールでさらになじむ
第4章 アフリカ、ヨーロッパ、それとも普遍―クレオール語研究小史
第5章 真打(?)登場―ポルトガル語クレオールのお披露目
第6章 クレオール語を(で)楽しむ
第7章 クレオール語とわたし
著者等紹介
市之瀬敦[イチノセアツシ]
1961年、埼玉県生まれ。東京外国語大学大学院修了。外務省在ポルトガル日本大使館専門調査員を経て、上智大学外国語学部教授。ポルトガル語学、クレオール諸語研究とともにポルトガル社会論、ポルトガル語圏アフリカ文学に関する研究もおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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