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出版社内容情報
元養護学校教員だった著者が、自身の半生を振り返りながら、それぞれの現場で抱いた提言をまとめた。併せて、現在も続けている「虹の会」や「障害者生活ネットうらわ」での活動を紹介。これらの団体では、障害者の自立生活を進め、介護派遣事業として、重度障害者の24時間介助者の募集、派遣を行っている。自立生活及び本人の意思に添った本人主体の介護システムを目標とし、障害当事者を含めて計画を立て活動を進める。会長は筋ジストロフィ―で人口呼吸器を付けており、副会長も電動車いすを使って生活している脳性まひの方で、スタッフが補佐する態勢。飲み会、カラオケ、映画や野球、プロレスを一緒に見に行くなど、ユニークな活動も多く展開している。
内容説明
かけがえのない一人ひとりの命に向き合う、学び合いの現場から見えてきた真の教育とは何か?ひたすら子どもに寄り添い、追い求めてきた教師の実践から命を育む教育を語る。
目次
第1章 子どもたちの願い
第2章 たくましく生きる子どもたち
第3章 いじめの構図
第4章 障害者の権利は守られているか
第5章 痛ましい事件から
第6章 社会の目
第7章 自立する「虹の会」の若者たち
第8章 随想
第9章 禁句
著者等紹介
佐藤邦男[サトウクニオ]
昭和6年10月7日生。東北大学教育学部卒。宮城県立ろう学校、宮城県秋保中学校、同拓桃園分校勤務。東京都立江戸川養護学校、特別クラス、言語治療教室担当。東京都立王子養護学校(教頭)。東京都立足立養護学校(校長)。東京都立小平養護学校(校長)。平成4年退職、東京都板橋区教育委員会学務課(教育相談)嘱託。東京学芸大学、国際医療福祉大学、東京医療福祉大学(非常勤講師)。日本重複障害教育研究会(脳性まひ児の教育誌編集・発行。昭和44~平成20年、No.148まで)平成16年以降会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。