目次
第1章 子どもの発達と自閉症児化・発達障害児化とその克服
第2章 M学園障害児進級拒否事件
第3章 学校事故、転落事故裁判
第4章 障害児の性的自立と教育の自由―都立七生養護学校事件一審・二審判決をめぐって
第5章 体罰・虐待
第6章 知的障害児・者の供述の信用性について
第7章 障害者と労働
第8章 重度の障害児・者の人権―逸失利益について最低賃金が認められた和解、判決
著者等紹介
児玉勇二[コダマユウジ]
1943年、東京生まれ。68年、中央大学法学部卒業。71年、裁判官就任。73年、弁護士となる。東京弁護士会「子どもの人権と少年法に関する委員会」委員、日本弁護士連合会「障害のある人に対する差別を禁止する法律に関する調査研究委員会」委員、「チャイルドライン支援センター」監事、元立教大学非常勤講師「人権論」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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CCC
9
初っ端から発達障害テレビ原因説を開陳し始めて、こりゃ駄目だと思った。臆断で裏付けなしに最近の子供は虚弱になっていると決めてかかるし、虫歯が多いなどちょっと調べれば分かる明らかな間違いもあった。情報が古いのかと思ったら、なんと2014年発行。8、90年代の本かと思った。そんなわけで信用ガタ落ちの状態で読んだけれど、知的・発達系障害者への人権侵害実例集としてはそれなりだった。障害者相手だから仕方ないとばかりに、虐待や体罰が看過される、訴訟や証言の機会を奪われる、賠償金を値引かれる、といった事例が紹介される。2019/06/16
葛
0
2014年10月1日第1版第1刷発行 著者:児玉勇二 発行者:菊地泰博 発行所:株式会社現代書館 組版:有限会社クリエイティブパック 印刷所:平河工業社(本文)、東光印刷社(カバー) 製本所:積信堂 装幀:若林繁裕 定価:2000円+税2020/02/28
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