内容説明
教育現場はそんなに上手くいくはずがないんだから。悩みながらも面白い授業をつくる。そのための強い味方がこの本です。
目次
第1章 友だちづくり
第2章 状況をつくりだす子どもたち
第3章 校区を流れる古川とコイを育てる学習
第4章 世界では、今―豊かさとは1
第5章 東日本大震災を学習する―豊かさとは2
第6章 水俣病を学習する―豊かさとは3
第7章 問題が起こるから学習が生まれる―子どもたちがイジメと向かい合う
第8章 児童会―The government of the Children,by the Children,for the Children
第9章 話すこと、書くこと
著者等紹介
松森俊尚[マツモリトシヒサ]
1951年大阪に生まれる。1976年大阪教育大学卒業後、寝屋川市内の小学校に勤務。2012年3月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あべし
2
久しぶりに「分厚い」本に出会いました。「分厚い」というのは、内容がこの人にしか書けないものであり、子ども一人ひとりを大切に見て教育をしようとしている本です。 かつて、国分一太郎先生が『君、人の子の師なれば』を書いたように。大村はま先生が『日本の教師に伝えたいこと』に書いたように。 教育には、一定のハウツーがあります。しかし、一人ひとり違うのに、ハウツー通りにいくわけがないのです。 人と人とがぶつかり合って、教師も子どもも互いに成長していくものだと思うのです。私は、そんな実践記録に惹かれます。2022/08/28
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