内容説明
施設を完全になくしたスウェーデン、地域移行は進んでも脱施設化・地域生活支援がなかなか進まない日本との違いは何か。日瑞の地域生活支援の実態を比較する。
目次
第1章 ノーマライゼーション原理と脱施設化・地域生活支援
第2章 スウェーデンにおける脱施設化と地域生活支援
第3章 日本における脱施設化と地域生活支援
第4章 スウェーデンと日本における脱施設化・地域生活支援の実態と課題―元入所施設居住者への聞き取り調査を通して考える
終章 ノーマライゼーション原理の具現化と脱施設化・地域生活支援
著者等紹介
河東田博[カトウダヒロシ]
東京学芸大学特殊教育学科卒業。ストックホルム教育大学(現ストックホルム大学)大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D)。1974年から86まで12年間、東京都の社会福祉施設に勤務。86年から91年まで約5年間、スウェーデンに滞在。脱施設化や自立生活運動、当事者参加・参画に関心をもち、研究を開始。四国学院大学、徳島大学を経て、立教大学コミュニティ福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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