目次
1章 ピア、ボランティア、そしてピア・ボランティア
2章 ピア・ボランティアの挑戦(ピア・ボランティアからピア・カウンセラーに;目標を共有するピアの重要性―シリアでのCBR活動を通じて;ピア・ボランティアとしてのエンパワメント;「私たち」の声、広がれ日本で、世界で ほか)
3章 障害者が国際協力にかかわること(「支援者」という役割―ピア・ボランティア派遣に必要な支援とは;ピア・ボランティアの派遣に携わって)
4章 ピア・ボランティアの挑戦から見えてくるもの―「障害と向き合うこと」の価値、そして三つの学び
著者等紹介
久野研二[クノケンジ]
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力専門員(社会保障)。専門は「障害と開発」、特に障害平等研修やツイン・トラック・アプローチ(エンパワメントとインクルージョンの統合的開発戦略)など。日本福祉大学大学院・国際社会開発研究科非常勤講師(修士課程「障害と開発」)。英国イースト・アングリア大学博士号(学術:開発学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kyoko
3
ピアという同じ経験をした人同士だから共感できることがある。著者たちのハンデを強みに変える生き方に勇気をもらった。この本の著者の一人である曽田夏記さんにこの夏会った。信念を持って仕事をされていた。自然体だった。活動の中で相手がどう思うかを大事にされていると思った。私たちもピアにはなれなくても、相手の気持ちに寄り添ったり、相手の立場に立って考えたりすることはできると思う。そんな気持ちが大事なんじゃないかなぁと思った。2012/08/19
Sanchai
1
ピアとして国際協力に関わることで、ボランティア本人も学び、変わっていくというところが、その経験者の体験談から語られている。(余談ながら、この本、三鷹市立図書館の「三鷹にまつわる図書」のコーナーで見つけて読んだが、誰がどのように三鷹と関わりがあったのかがよくわからなかった(苦笑))2012/09/19
ゆーや
0
2012年61冊目。2012/09/16