内容説明
古い住宅街の主を失った民家が、認知症対応型デイサービスの場に生まれ変わった。当事者を中心に据えた地域で支えるケアは、地域の寄り合い所、子どもたちの居場所として発展。地域の支え合いの輪を広げていく…。地域で支える認知症ケア、大牟田での５４６日間のドキュメント。
目次
第１章 地域を掘り起こす、地域に根づく
第２章 地域で支える認知症ケア
第３章 子どもたちと育んだマインド（子どもたちとの出会い；子どもの力；子どもたちの心）
第４章 人の魂、心にふれて
第５章 見果てぬ夢（事業撤退の背景、やってみてわかったこと；地域でやれること―藤井さん家だからできたこと；地域革命への具体的提言）
著者等紹介
牧坂秀敏［マキサカヒデトシ］
ルポライター。１９５３年大分県中津市生まれ。福岡県大牟田市で「介護保険と福祉のまちづくり」をテーマとしたドキュメンタリー・ビデオを自主制作（２０００年）。２００６年１２月より、開所した「地域福祉館 藤井さん家」（大牟田市）の代表および認知症対応デイサービス事業の管理者を務める。現在、（財）東京都人権啓発センター人権相談員（非常勤）。東京都在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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