目次
第1章 コムスンショックからグッドウィル派遣ヘルパーへ(派遣ヘルパーで働く;流浪の日々;直接採用された現場で ほか)
第2章 仲間たちの労働実態(心に寄り添う介護がしたい;サービス提供責任者という仕事;天国の父に捧げるケアマネジャー合格 ほか)
第3章 介護労働者はなぜ労働運動ができないか(介護労働をめぐる経済;介護労働者のメンタリティ;生老病死に向き合う介護労働の混沌の中から)
終章 介護労働に希望はあるか
著者等紹介
白崎朝子[シラサキアサコ]
1962年生まれ。学生時代より女性解放運動、1988年からは母子家庭の当事者運動やホームレス支援運動に関わる。87年から家政婦紹介所ヘルパー、92年から公務員ヘルパー。99年に公務員をやめ、訪問介護事業所のヘルパーを経て、2007年から三ヶ月間グッドウィルの派遣ヘルパーを経験。同時期にグループホームのパート職員。「炭鉱のカナリア」を目指して、現場の生の声をいち早く社会に届けたいと小さな勉強会や執筆活動を続けている。2008年、『季刊福祉労働』(現代書館)、『世界』(岩波書店)、『週刊金曜日』、『シルバー新報』等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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