たのしみを解剖する―アミューズメントの基礎理論

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768434734
  • NDC分類 689
  • Cコード C0030

内容説明

生活を楽しむ新しい価値の創造。人はなぜ、どんな時に“たのしい”と感じるのか。心理学・コミュニティ福祉学・観光学の研究方法から新しいアミューズメントの創造に向けて総合的に考える。

目次

アミューズメント研究を考える
第1部 たのしみの認識を通して考えるアミューズメント―心理プロジェクト(心理学のアミューズメントとは何か?;外界の「うごき」にみるアミューズメント―表現と認識;意識としての「注意」と事象の変化―世界をとらえる仕組み;身体と感覚の不思議―他者と同期する行為と身体の錯覚;動物のアミューズメント行動を考える;身体から見たアミューズメント)
第2部 人と人との出会いを通して考えるアミューズメント―福祉プロジェクト(福祉の領域でアミューズメントをどう捉えようとしたか;フィジカルアクティビティとアミューズメント;大学は「アミューズメント」を提供する場となりうるか―「人の輪づくり」を通しての試み;ディズアビリティとアミューズメント;多様な活動を支える基盤づくり;「アミューズメント文化的生活の質」を高めていくために―まとめに代えて)
第3部 旅・ホスピタリティを通して考えるアミューズメント―観光プロジェクト(観光学における「アミューズメント」の概念;観光イメージの消費;観光地における愉しさの創造;ちまた話と娯楽施設;雑誌にみる愉しみとしての海外旅行;観光アミューズメントのアーカイブ;観光アミューズメント研究の方向)
“楽しい”を支える多様性―アミューズメントを論じることの現代的意味

著者等紹介

村上和夫[ムラカミカズオ]
立教大学大学院観光学研究科教授、RARCセンター長、RARC観光プロジェクト代表者。専門は観光学。主な研究テーマは、農山村における「観光」全般と旅行から帰った人が話す「みやげ話」の物語論的分析

長田佳久[オサダヨシヒサ]
立教大学大学院現代心理学研究科教授、RARC心理プロジェクト代表者。専門は実験心理学。主な研究テーマは、ヒトを含む霊長類の比較認知心理学の実験的研究

河東田博[カトウダヒロシ]
立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科教授、RARC福祉プロジェクト代表者。専門は社会福祉学。主な研究テーマは、ノーマライゼーション理念の追究と脱施設化、生活の質、権利擁護、自己決定支援などに関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がっち

3
観光政策を考えるときアミューズメント性というのはとても意識しなければならない。人は楽しいとこにあつまるということを理解しておかなければならない。日本の特に地方では、多くの観光資源をもっていると私は考える。もってなくても、組み合わせれば価値が生み出せそうな宝がたくさんある。それがもったいない。ほすぴたりてぃとは何か、楽しさとは何かそれを理解しなければ、これからの地方作りはないなと感じる。2013/04/19

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