出版社内容情報
障害者にとってのアミューズメント(娯楽・遊興・余暇活動)とは何かを、障害学・障害文化(障害者の中に見られる固有の価値観、行動様式、障害者による文化形成とその歴史)の視点からとらえた新たな学問文野における意欲的な論考。
内容説明
障害にかかわる実践を「支援」と「つながり」からとらえ返す。
目次
支援の障害学へ
1部 支援のほうへ(「障害者ソーシャルワーク」構築に向けた「社会資源調整」の考察―「共生」概念を中心にして;「異文化」との出会いとしてのノートテイキング―障害学生支援に関わる学生の意識調査に見る「障害者」認知の変容;「入院患者の声」による捉え直し―精神科医療と権利擁護)
2部 支援の逆照射へ(知的障害者の各種活動・組織運営・政策立案への参画を通して見る障害学実践;障害者が拓くバリアフリー旅行;障害者であっても、地域であたりまえに生きる―共育共生運動から、福祉農園開園までの人々の物語)
著者等紹介
横須賀俊司[ヨコスカシュンジ]
県立広島大学保健福祉学部准教授。専攻は障害者福祉論、障害学
松岡克尚[マツオカカツヒサ]
関西学院大学社会学部准教授。専門分野・精神保健福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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