内容説明
国際障害者年(1981年)から障害者権利条約(2006年)まで、激動の時代の障害者運動・障害文化を綴る。
目次
第1章 その前夜
第2章 乗って載って一年
第3章 腰を据えて
第4章 塀の外
第5章 生きて甲斐ある
第6章 文字・言葉・表現
第7章 ゑびす曼荼羅
第8章 迷走する障害者「施策」
第9章 綴る・遺す
年表 推進協およびJDの主な活動と国内外における障害者施策の動き
著者等紹介
花田春兆[ハナダシュンチョウ]
俳人、著述業。障害者文化の研究と実践活動。1925年生まれ。本名・政国。出生時よりの脳性マヒにより、歩行・起立不能。言語障害あり。東京市立光明学校(現・都立光明養護学校)研究科修了。1947年、研究科時代の友人数人を軸に身障同人誌『しののめ』創刊。1957年、俳誌『万緑』に参加。中村草田男先生に師事。以後、角川俳句賞推薦、俳人協会全国大会賞受賞、万緑賞受賞。1980年、国際障害者年日本推進協議会(現・日本障害者協議会=JD)副代表。現在、JD顧問。1982年、総理府障害者対策推進本部(現・内閣府障害者施策推進本部)参与など、国・地域・文化の各種障害者運動に参画。総理大臣・都知事表彰、朝日新聞社社会福祉賞受賞。2000年、特養ホーム入所。パソコンを始め、クラブ活動の陶芸で陶俳画を創造(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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