内容説明
心理学の存立基盤そのものを根源的に問い直し、日本人の過去から現在にいたる「心」の問題と心理学の文化と歴史を相対化する壮大な試みの書。
目次
「心」の問題と心理学
第1部 日本人の「心」の特徴と背景(日本の心理思想史;日本人論と外来思想;宗教と精神科学 ほか)
第2部 日本の心理学の特徴(日本の心理学の創設者たち;精神分析の日本的受容;日本の心理学と「日本的なもの」 ほか)
第3部 日本人が直面している「心理的」問題(変化する「心」;日本人論の現代的課題;日本人論を取り巻く情況 ほか)
日本人の「心」と心理学の行方
著者等紹介
山下恒男[ヤマシタツネオ]
1940年、横浜に生まれる。茨城大学教育学部教員
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