内容説明
カウンセリングの思想と技法に疑問と批判を提起し、現代社会を考察。本巻は歴史と原理に焦点をおき、理論そのものが持つ問題点を、現代社会との関連において検討。
目次
第1部 カウンセリングの歴史と理論(カウンセリングの歴史と原理;戦後日本におけるロジャーズ理論―学校教育を中心に;戦後精神医療とカウンセリング―個人史の視座から)
第2部 現代社会論とカウンセリング(生涯学習・管理社会におけるカウンセリング;消費社会の神話としてのカウンセリング;感情労働とカウンセリング;資格社会とカウンセリング)