内容説明
アレルギーをテーマに、「治す」ではなく「生きる」をサポートする電話相談窓口を開設して13年の筆者が語る。食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息をもつ人々へのメッセージ。
目次
第1章 生態系につらなる身体
第2章 暮らしの中には氾濫がいっぱい
第3章 感受性と許容量
第4章 からだとこころに起こるできごと
第5章 あれもこれも消化の話
第6章 文化の変容
第7章 共に生きるということ
第8章 エコロジーと医療
第9章 異なるものへの希求
エピローグ 子どもの発達と病について―科学への道しるべ
著者等紹介
赤城智美[アカギトモミ]
1960年生まれ。東洋大学社会学部社会学科卒。研究所、環境NGOスタッフとして、社会調査、グループインタビューを多く手がけてきた。アトピッ子地球の子ネットワーク設立。同事務局長
清重伸之[キヨシゲノブユキ]
1947年、徳島県生まれ。迎賓館天井画修復補手。東京芸術大学・大学院修了。米国、St.Olaf大学とBajus‐Jones映画社で、アニメーションを実習・勤務。現在はフリー。各地のNGOの人々と出会いつつ、福祉・環境・平和の分野でイラストを乱作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。