感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Major
32
小一時間立ち読みした(正確には用意された試読コーナーで読み了えた)。さすがにこういうヨーロッパのイラスト本は洒落ているし、親しみやすい。カント入門書としては出てくる用語は多少難しい(というか、イラストのために記述はコンパクトにまとめられているので、説明が事足りないという恨みはあるかもしれない)。大哲カントの故郷ケーニヒスベルクでの生活(彼は生涯この啓蒙のプロイセン第二の都市からほとんど出ていない)と共に綴られた哲学構築の遍歴を概観できるのではないだろうか。2020/03/27
kaizen@名古屋de朝活読書会
30
デカンショ 「デカンショ、デカンショで半年暮らし、後の版図者は寝て暮らす」 という歌の、デカンショが、デカルト、カント、ショーペンハウエルであることは、小さい頃から聞いていました。デカルトはまじめに読みました。 カントは手におえませんでいた。 ショーペンハウエルはほとんど読んでいません。 カントが不得意な人は、本書がお勧めです。これまで理解できなかったカントの難しさに、切り込む視点が得られます。2023/01/18
tjZero
3
”FOR BEGINNERS”という副題が付いているように、書籍内の半分以上をイラストが占め、カント哲学を出来るだけわかり易く解きほぐそうとしている。ただそれでも、カントが難解だということが”よくわかる”。高い山を覆う雲は晴れたけど、頂上がはるかに遠いこともわかる…という感じ。ただ、挑みがいがあることは確かなので、この本をピッケルがわりに歩を進めていきたい。2020/02/24
gachin
1
抽象的すぎて寧ろ本書は入門者殺し。理解している人間が復習する為の書という印象。/純粋理性・実践理性・判断力は、認識・倫理的欲求・感情に対応。「悟性(推論する力)」と「超越論的なモノを感じる力」を峻別。「合目的性」と「意図」の有無を峻別。2025/08/28
へび
1
図書館で借りてざっと読んだ2014/05/07
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- 和書
- 文脈としての規範倫理学




