出版社内容情報
22年にわたって、プロのマンガ家を目指す人たちに「漫画の描き方」を教え続けてきた著者が、これまでに何人ものプロデビューを支えた経験とノウハウを惜しげもなく注ぎ込んだ「マンガ教則本」。
マンガ教室などで学んだ人と、実際にマンガを生業としているプロの原稿は、どこがどう違うのか、そして、その差を乗り越えるには、何を心掛け、どんなトレーニングをすればいいのか…を、本書ではドリル形式で課題をクリアしながら学んでいきます。
主人公のキャラクターを深堀りする、キャラクターの特殊能力や必殺技を演出する、読者の心に残るセリフやモノローグを見つけ出す、読者の予測を超えるストーリー展開を考える、キャラクターの表情にこだわる、1コマで絵になるシーンや所作を覚える、演出の力を磨くとっておきの方法…などなど、プロのような魅力的なマンガ原稿を描くためのノウハウやテクニックをじっくり解説。マンガ作品のクオリティアップを目指すなら、ぜひ読んでほしい一冊です。
内容説明
ドリル形式で課題をクリアしながらプロ並みの原稿を描くためのノウハウを学ぼう!プロのマンガ家を何人も育てた著者が惜しげもなく公開した「プロになるための最重要メソッド」!
目次
1 マンガの基本―キャラクターを描くための基礎(落書きから始める;主人公を深掘りしよう ほか)
2 プロレベルのキャラクター作りの極意(特殊能力や必殺技を作り演出しよう;ギャップを作りキャラクターに緩急をつけよう ほか)
3 プロレベルのストーリーに練り上げる極意(「立体化」の概念―最高の三連鎖を作ろう;主人公の葛藤を描こう―裏切られ傷つくシーンを演出する ほか)
4 プロレベルの演出で「あっ」と言わせる極意(表情のトレーニングをしよう;絵になるシーンの演出 ほか)
5 8ページで「プロ仕様」を意識したマンガを作ろう
著者等紹介
田中裕久[タナカヒロヒサ]
愛媛県松山市河原デザイン・アート専門学校漫画クリエイター科常勤講師。デジタルハリウッド大学非常勤講師(専門は企画・ストーリー・キャラクター)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。