出版社内容情報
「なんだこれは!」
岡本太郎の「作品」と「ことば」をモチーフに制作された特撮作品、タローマン。そのシュールででたらめなありようは見るものを魅了し、超感覚的に岡本太郎の世界へと誘った。
そんなタローマンのすべてがわかる『タローマン・クロニクル』が登場。本編全30話のあらすじを振り返るストーリーガイドのほか、タローマンと地球防衛軍メンバーの設定や、奇獣図鑑を大紹介。さらには、タローマンがどのようにして生まれたかがわかる発掘資料に、制作スタッフやタローマンファンへのインタビュー、様々なグッズや展開までタローマンの歴史を網羅したファン必携、永久保存版の1冊。
内容説明
幻の設定画や絵コンテ、貴重な偽資料を多数収録!
目次
『タローマン』とは?(番組概要;タローマンの時代 ほか)
ストーリーガイド(各話解説;幻の絵コンテ)
奇獣図鑑(タローマン;森の掟 ほか)
タローマンの他メディア展開(音楽;テレビ番組/ヒーローショー ほか)
真実の『TAROMAN』(広がり続ける『TAROMAN』の世界;“INTERVIEW”『TAROMAN』がいまの時代に必要な理由/小島秀夫(ゲームクリエイター) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
愛知県美術館で開催中の「展覧会 岡本太郎」とコラボした架空の特撮番組「TAROMAN」公式ファンブックを読みました。実際に制作されたとしても、リアルウルトラマン世代としては観たくないなぁ。 https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1479425.html2023/03/04
zoe
20
やっと手に入れました。実物を書店で発見し、ぴっちりとカバーがなされているものを購入。博士ちゃんという番組で、才能豊かな子供たちが、昭和歌謡ビデオを歌詞曲込みで作ったものがありますが、大人が岡本太郎で、本気のデタラメ遊びをするとこうなる。2023/06/25
とんかつラバー
11
2022年、私のハートを鷲掴みにしてまだ掴みまくっているタローマン公式ファンブック。虚空もここまで貫き通せばクリエイティブさが光る。嘘設定の中に混じるクリエイターのコメントが岡本太郎の影響力を感じさせる。そう、ただの悪ふざけでなくて芯は「岡本太郎」へのリスペクトなのだ。だからタローマンは魅力的なのだ。タローマンに魅了された人は岡本太郎の著書もぜひ読んで欲しい。2023/03/04
瀬谷
9
「なんだこれは!」と思わず言いたくなるような、1970年代に実在したのではと思わせる作り込みの数々が面白い。5分番組として放送されていないものも含め全30話を観たような気分になれるし、存在しないはずの関連作品やグッズにも詳しくなれて、無駄に豪華なメンバーのインタビューや寄稿も隅々まで楽しめる。 とにかく製作陣のでたらめな熱意を感じられる一冊。2023/03/15
みくくくくくく
8
でたらめだ!真面目にでたらめだ!テレビも振り切っていたけど、本も振り切って凄まじかった。嘘を全力でやり切るとこうなるのか。滅茶苦茶面白かった。2023/07/21
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- 和書
- ようかい川柳