撮影監督 〓間賢治の映画撮影記

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撮影監督 〓間賢治の映画撮影記

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768311202
  • NDC分類 778.4
  • Cコード C0072

出版社内容情報

「安く撮る方法を知らなかったらどうするんだ?」
数々の低予算映画を「名作」にしてきた映画カメラマンが語る現場のノウハウ

映像制作の専門誌、月刊ビデオSALONで2011年から7年にわたって連載してきた人気連載が1冊に!
映画の撮影現場で何が起きているのか? ギャラも人間模様も含めてここまでに赤裸々に書いた人は高間さん以外にいないでしょう。読み進めていくと現在の低予算映画制作の現場の状況がわかり、と同時に低予算でいかに格調高い映像を収録していくかというノウハウも吸収できる内容になっています。過去のことも折に触れて書いているので、1970年前後に若松プロに撮影助手として業界に入ってから45年間、映画の現場に居続けた筆者の目からみた貴重な現場証言にもなっています。
映画ファン、監督やカメラマンなど映画業界を目指す人、映画の裏方や舞台裏に興味がある人にとって、これまでになかった「業界本」です。貴重な現場写真も多数収録!
巻末には、同じくビデオサロンで連載していたテレビのドキュメンタリーカメラマン板谷秀彰さん、前述の「止められるか、俺たちを」を撮影した辻智彦カメラマンとの対談も。盟友である金子修介監督からも寄稿していただきました。

【目次より】
1時間半の映画をどうやって7日で撮るか。   
ヴィム・ヴェンダースにデモDVDを渡す
『死にゆく妻との旅路』でのカメラ選びのこと
EOSムービーでドキュメンタリーを撮る仕事が続く
地元の人の軽トラで移動撮影をする
カットを割らないほうがスマートになることが多い
1kmにも及ぶレール移動撮影は無事成功した
映画からフィルムがなくなる歴史的転換点がやってくる
ライトを切ったほうが綺麗ですよ、と岩井監督が言う
プロも学生もカメラは手持ちのものを使う時代
劇映画よりドラマチックな凄まじい人生がある
自分専用のレンズを持つことは長年の叶わぬ夢だった
即断即決即行動でないと徹夜の連続になってしまう
アメリカに行ってみたら別の映画制作現場があった
シネスコの終焉から15 年後にシネスコで撮影した話
デジタル時代に正しいシネスコを作ろうという動きが!
日本のドラマにはもれなく「外観の柱」がついてくる
役者に寄り添って見るには移動撮影は欠かせない
アカデミー外国語映画賞の日本代表を選ぶ
単身デイパックを背負って海外の仕事に行きたい
寄ってたかって知恵を出すという作業がなくなった
最近とみに「映画は地方の時代」と思うことが多い
Eテレのトーク番組をカメラ7台で収録する
『冬のソナタ』のユン監督と北海道をロケハンする
カメラが主人公の目になる映画
狭い場所のほうがシネスコが活かせる
映画を見てもらうのは作る以上に大変
サム・シェパードで思い出す二人の名撮影監督
照明技師を置かずに少ない照明で撮った『ラスト・キャバレー』のこと
対談1高間賢治さん x 板谷秀彰さん
映画とテレビ、撮影現場の45年 
対談2高間賢治さん x 辻智彦さん
カメラマンの仕事は監督の世界を具現化すること      
高間さんへ至り現在まで   金子修介(映画監督) 

高間賢治[タカマケンジ]
著・文・その他

内容説明

「安く撮る方法を知らなかったらどうするんだ?」数々の低予算映画を「名作」にしてきた映画カメラマンが語る現場のノウハウ。映像制作専門誌月刊ビデオサロンの連載を一冊に!これまで誰も書かなかった映画業界裏話。

目次

1時間半の映画をどうやって7日で撮るか
シネライクDガンマのフェイストーンは記憶色
ヴィム・ヴェンダースにデモDVDを渡す
『死にゆく妻との旅路』でのカメラ選びのこと
EOSムービーでドキュメンタリーを撮る仕事が続く
RED SCARLETで画質重視の短編を撮る
地元の人の軽トラで移動撮影をする
カットを割らないほうがスマートになることが多い
1キロにも及ぶレール移動撮影は無事成功した
映画からフィルムがなくなる歴史的転換点がやってくる〔ほか〕

著者等紹介

〓間賢治[タカマケンジ]
撮影監督。日本映画撮影監督協会(JSC)会員。日本映画職能連合幹事。1949東京都杉並区に生まれる。1969東京都立大学経済学部在学中より若松プロにて撮影助手を始める。1971同大学を卒業。1976CMカメラマンとして独立。1978村野鐵太郎監督『月山』で劇映画カメラマンとなる。1981~82文化庁芸術家在外研修制度により渡米、ハリウッド・ニューヨークの撮影現場で撮影監督システムとライティングを学ぶ。1989・1990『1999年の夏休み』『風の又三郎―ガラスのマント』で2年連続して横濱映画祭撮影賞を受賞。1997『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞。2010『春との旅』で日本映画批評家大賞撮影監督賞を受賞。1995~法政大学、東京工芸大学、福島大学、早稲田大学大学院等で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sidmar arai

1
「1999年の夏休み」「12人の優しい日本人」「ラヂオの時間」「ナビィの恋」「アイデン&ティティ」「デスノート the Last name」などなど、数多くの映画を撮ってきた撮影監督の髙間賢治さん。とにかくいつもいつも映画を撮っている。 キャリア的には木村大作さんぐらい大御所感を出してもいい髙間さんがどんなに低予算になっても映画の世界に必死に食らいついてきた。この本にはそんな撮影監督の記録の痕跡が詰まってる。映画が本当に好きなんだろうな。「大変だ大変だ」と言いながら楽しんでる様子が文章に滲み出てるよ。 2019/02/05

Mitsuhito Shiraha

0
2018年の本なのでここで最新とされる機材も今はもう古い。フィルムからデジタルへの過渡期、また日本映画に限って言えば大作と低予算、中間のクラスのバジェットが無い時代、その現場の様子が伝わってくる。 低予算の現場は同業者として身につまされると同時に、本の感想からズレてしまうが、こんなことで決して良い訳はないと声を大にして言いたい。 2025/03/31

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