内容説明
本書はクリエイターがお金で困らなくするための節税と確定申告の入門書です。フォトグラファー、イラストレーター、デザイナー、アニメーターなど、フリーランスや副業で仕事をしている方のお金にまつわる疑問を、Q&A形式でやさく解説!実例だからわかりやすく、逆引きですぐに使えます。お金の悩みを解決し、創作活動に専念しましょう!
目次
0章 税金のキホン
1章 駆け出し&副業時代の税金
2章 個人で独立したときの税金
3章 帳簿の付け方
4章 確定申告のポイントとコツ
5章 有名クリエイターになる将来のあなたへ
著者等紹介
桑原清幸[クワバラキヨユキ]
1972年群馬県渋川市生まれ。桑原清幸会計事務所代表。税理士・公認会計士。上智大学在学中に公認会計士試験に合格。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。大手会社事務所で20年間勤務したのち、独立開業。会計事務所とアートを融合したギャラリーKKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)を設立。植田正治やソール・ライターなど写真を中心とした展覧会の企画制作を手掛ける株式会社コンタクトの財務担当取締役(CFO)を務める。上智大学経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいちゃん
9
会社員から個人事業主になったので。はぁ、知らなかった世界。子供産んで子育て始めた時も思ったけど、世の中の半分を知らなかった気分。クリエーターでなく翻訳者だけど、大体のアイデアを得られたのでぼちぼち実際に会計ソフト使ってみようと思います。2022/03/22
富士さん
4
アニメーションに関わる労働について調べていると、それは畢竟、税金・福祉・契約・権利のことだと思えてきます。本書を読んで改めて痛感したのですが、これらは密接にかかわっており、ひとつを調べていくと必然的に他の3つも頭に入れておかなければいけません。しかし、クリエイター本人のみならず、その産業に関係する人に向けてもこれらを一望できる入門書は皆無で、しかも煩瑣な専門性に阻まれてスルーしがちな部分が多いように思います。本書は、そんな状況に税金側から穴をあける画期的な仕事であり、他の切り口からも引き継がれるものです。2019/01/07
梨子
1
読んでよかった度:★★★★☆ 確定申告の本は何冊か読んだけど、駆け出しクリエイター用に書かれていたので痒い所に手が届いた感じ。 個人事業主の定義や、雑所得と事業所得の違いなど、今まで読んだ本では書かれていなかった「当たり前」なのであろうことが知れてよかった。2020/06/04
白Tカシミヤ
0
フリーランスとして活動するために学んでおきたい、小難しいお金の知識、税金のシステムをとてもわかりやすく学べる良書でした。2021/11/26
冬
0
毎年読まなきゃ忘れちゃう2021/04/12