森のきのこ、きのこの森

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 141p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784768307816
  • NDC分類 474.8
  • Cコード C0072

出版社内容情報

本書は森に生えるきのこのビジュアルブックです。
150点を超える掲載写真は、きのこのかわいらしさや美しさに加え、
現代の日本では貴重な人の手がほとんど入っていないような
森の雰囲気を同時にお楽しみいただけます。

きのこを生態環境別(針葉樹、広葉樹、虫から生える冬虫夏草など)に語るエッセイ、
きのこガイドのほか、きのこ女子によるコラムなど
森ときのこの魅力がたっぷり詰まった一冊になります。

---------------------------------------------------------------------

森の中できのこを見つけた時の歓び。
その全てがここにある!
飯沢耕太郎(写評論家/きのこ文学研究家)

ー本書・帯文よりー
---------------------------------------------------------------------


■Contents■

第一章 針葉樹の森のきのこ
 天然針葉樹の森できのこと出会う
 【きのこガイド】 針葉樹の森に発生するきのこ
 Column 01 なぜ毒を持ったのか? きのこの勝手でしょ!

第二章 広葉樹の森のきのこ
 樹種もきのこも豊富な広葉樹の森
 【きのこガイド】 広葉樹の森に発生するきのこ
 Column 02 きのこの形と胞子散布戦略それに関わる諸説あれこれ

第三章 地面から発生するきのこ
 地面から発生するきのこは何を「食べて」いる?
 【きのこガイド】 地面から発生するきのこ
 Column 03 天然のきのこを食べるならしっかりとした知識を

第四章 多種多様なものから発生するきのこ
 きのこが発生するのは樹木とは限らない
 【きのこガイド】 多種多様なものから発

新井文彦[アライ フミヒコ]
1965年生まれ。きのこ・粘菌写真家。ライター業、コピーライター業も営む。
北海道阿寒湖周辺や東北地方の白神山地や八甲田山周辺を中心に、
きのこや粘菌をはじめとする「隠花植物」を中心に撮影している。
著書は『粘菌生活のススメ』(誠文堂新光社)、『きのこのき』(文一総合出版)、
『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(幻冬舎)、『きのこの話』(ちくまプリマー新書)。
人気インターネットサイト・ほぼ日刊イトイ新聞で「きのこの話」(毎週菌曜日更新)を連載中。
本人ウェブサイト「浮雲倶楽部」http://ukigumoclub.com/

白水 貴[シロウズ タカシ]
1981年、和歌山県生まれ。
2008年、筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了。博士(理学)。
国立科学博物館特別研究生/博士研究員(発酵研究所若手研究者助成)。
菌類の多様性や生態を研究。珍奇な菌類の日本一を決める「日本珍菌賞」運営。
著書に『奇妙な菌類 ミクロ世界の生存戦略』(NHK出版新書)、
共著に『日本のきのこ』(山と溪谷社)、『微生物の生態学』(共立出版)など。
監修に『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(幻冬舎)。

目次

第1章 針葉樹の森のきのこ(天然針葉樹の森できのこと出会う;「きのこガイド」針葉樹の森に発生するきのこ ほか)
第2章 広葉樹の森のきのこ(樹種もきのこも豊富な広葉樹の森;「きのこガイド」広葉樹の森に発生するきのこ ほか)
第3章 地面から発生するきのこ(地面から発生するきのこは何を「食べて」いる?;「きのこガイド」地面から発生するきのこ ほか)
第4章 多種多様なものから発生するきのこ(きのこが発生するのは樹木とは限らない;「きのこガイド」多種多様なものから発生するきのこ ほか)

著者等紹介

新井文彦[アライフミヒコ]
1965年生まれ。きのこ・粘菌写真家。ライター業、コピーライター業も営む。北海道阿寒湖周辺や東北地方の白神山地や八甲田山周辺を中心に、きのこや粘菌をはじめとする「隠花植物」を中心に撮影している

白水貴[シロウズタカシ]
1981年、和歌山県生まれ。2008年、筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了。博士(理学)。国立科学博物館特別研究生/博士研究員(発酵研究所若手研究者助成)。菌類の多様性や生態を研究。珍奇な菌類の日本一を決める「日本珍菌賞」運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

31
美しい写真集であり、きのこの入門書でもある。そしてきのこは森と切り離せないことがよくわかる。きのこの写真というより、これは森の写真集である。何より森が良い。舞台は阿寒湖の森が中心だ。私は雪の阿寒湖しか行っていないが、ここの針葉樹の自然森は素晴らしいという。著者は会社を辞めて阿寒湖の森に通っているうちに、きのこに魅せられてしまったという。きのこの名前なんか分からなくてもよいという立場で、名称不詳とかヒラタケの仲間とかいうキャプションも出てくる。広葉樹林だと違うきのこが出現するので、白神山地や八甲田山麓など↓2020/08/01

じじょ

3
森っていうだけで、なんだかワクワクするのに、そこに、きのこがにょきにょきと生えている風景。楽しい、うっとりするくらい、見とれちゃう。2017/02/11

みか

3
きのこは森でこそ美しい。鮮やかでありつつも、どこか陰を匂わせる、不思議な存在。湿った空気、朽ちた木のにおいのまで伝わってきそう。自己主張の激しいもの、ひっそり佇むもの。見たことあるのに幻想的な風景に引き込まれます。2016/12/13

やま

3
きのこの写真がうつくしいです。きのこを見に行きたくなりますが、もう冬。きのこは春までお預けでしょうか。実際に見てみたいきのこが増えました。きのこの世界は奥深いです。2016/12/22

takao

1
ふむ2019/12/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11206302
  • ご注意事項