出版社内容情報
今年8月、惜しくもこの世を去ったアンクルトリスの生みの親、 柳原良平さん。
50年以上にわたり第一線で活躍しつづけた、柳原さんの仕事を集約した初の作品集が完成!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
29
図書館本。柳原良平さんの作品はよく見ていましたが、これほど多彩だったことに驚きました。特に本の装丁を見ていると読みたい本が増えすぎて困っちゃいました。2017/08/27
る*る*る
28
豪華贅沢な一冊✴︎私はお酒は少量を嗜む程度なので、『柳原良平』の名に詳しくなったのは絵本から♪ サントリーの仕事〜テレビコマーシャル、ポスター、グッズ…欲しいよ、レトロなグッズ!/ 本の仕事〜装丁のなんと多いこと!/絵本の仕事〜知ってる作品多くて嬉しい♡レコードグッズパッケージ/可愛すぎる!!在庫僅少の良平船長船サブレー缶にキラリ✴︎2016/02/04
くさてる
22
あの「トリスおじさん」といえばみな分かるはず。sの生みの親であり、イラストレーター、漫画家、デザイナー、絵本作家でもあった柳原良平の仕事を網羅したムックです。とにかくイラストがすっごくキュートで楽しかった。そしてその仕事量の多さと楽しさ、デザインセンスの美しさに、ほんとうに多才なひとだったと分かりました。トリスおじさんグッズ欲しくなりました。2018/11/28
遠い日
19
柳原良平さんの才能の豊かさが一目瞭然。子どもの頃、テレビのCMで知って以来、少し大きくなれば本の装幀で独特の印象を持った柳原さん。その頃はまだお名前を存じず、「あの絵」の人だという捉えかた。でも「あの絵」に行き着くまでの変遷がおもしろい。絵本でもお世話になった柳原さん。ユーモアあふれる作風なのに、その引き締まった線が魅力的。2016/04/19
ゆーり
14
サントリートリスウイスキーのキャラクター、アンクルトリスの産みの親、柳沢良平氏のイラストはじめマンガ、CM作品、本の装丁などの作品集とインタビュー。思えば父の本棚に柳沢氏イラストの文庫本が多数並んでいたように思う。それほど昭和40年代の雑誌、本などはこの作家のイラストで溢れていた。驚いたのはアンクルトリスはじめ、イラストは切り絵とペン。あのカクカクした線はそのせいだったのか!アンクルトリスの顔の線が実線から破線になったのも、縁ある人のインタビューで知りました。2016/03/26