芸林21世紀文庫<br> 鈴木真砂女句集

芸林21世紀文庫
鈴木真砂女句集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 128p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784768162101

目次

生簀篭
卯浪
夏帯
夕蛍
居待月
都鳥
紫木蓮

著者等紹介

鈴木真砂女[スズキマサジョ]
1906年、千葉県鴨川町(現、鴨川市)で生まれる。1924年、日本女子商業学校(現、嘉悦学園)卒業。1929年、結婚。1935年、夫突然の失踪。その後、娘を残し、実家にもどされる。1936年、保坂文虹、田島柏葉、大場白水郎らによる句誌「春蘭」に加わる。長姉の死後、その夫と再婚、家業の旅館吉田屋(現、鴨川グランドホテル)の女将となる。1947年、丹羽文雄と交誼を結ぶ。久保田万太郎主宰の「春灯」に投句。1955年、第一句集『生簀篭』を刊行。1957年、家を離れ、銀座に小料理屋「卯波」を開く。1977年、俳人協会賞受賞。1995年、読売文学賞受賞。1999年、蛇笏賞受賞
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感想・レビュー

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かんちゃん

18
知人に誘われて鴨川グランドホテルの鈴木真砂女記念館を訪れた。それを機に手に取った句集だ。運命に翻弄されながらも、背筋をシャンと伸ばして生きた真砂女の姿に心打たれる。恋に喜び恋に泣く。むろん強いばかりではない。幾度も死が頭をよぎる。されど支えてくれる人もいた。格好をつけない無垢な思いが五七五に込められる。一気に好きになってしまった。2018/03/20

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