目次
定本・咀嚼音
定本・合掌部落
定本・枯野の沖
民話
幻山水
有為の山
冬の音楽
天上華
寒九
菊塵
長嘯
易水
芒種
羽化
著者等紹介
能村登四郎[ノムラトシロウ]
1911年、東京台東区谷中に生まれる。中学生のころより、母方の伯父から俳句の手ほどきを受けていたが、1939年、「馬酔木」を手にし、投句するようになる。1948年、秋桜子からは賞賛を、波郷からは厳しい批判を受けるなど注目されるようになる。この年「馬酔木」新人賞受賞。1954年、処女句集『咀嚼音』を出版。1956年、金子兜太と共に現代俳句協会賞受賞。1961年、現代俳句協会を脱会、俳人協会に参加。1970年、主宰誌「沖」を創刊。その後多くの俳人と交流を深めながら、意欲的な作句活動を続ける。2001年5月死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。