感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
faqa
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1992年発行。ウィキペディア記事を140pに長く柔らかくした感じで、浅すぎず深すぎず平明で全くストレス無く読めました。著者の人格バランスの良さが伝わって来ますがそれ故に後味が良すぎて「とにかくすごい人がいたんだよ」しか記憶に残らないのは欠点でもあります。例えば同時期の隣の台湾や著者ゆかりの沖縄、メキシコなどと絡める事も出来ただろうにあえてそれを一切避けたようにも見えます。ホセリサールが収監されていたマニラ監獄博物館に行った事があり親しみを持っていますが日本ではあまりにも無名すぎるのは残念です。2025/05/04
