出版社内容情報
《内容》 言語聴覚療法初の体系的テキスト。国家試験出題基準のキーワードを網羅し、必要な専門知識と臨床の実践ノウハウをわかりやすく解説する。
《目次》
コミュニケーション入門/「聞く」と「話す」のしくみと働き/言葉の生物学的基礎/知的発達とことば/ことばの発達
内容説明
ヒトはことばを中心としてものを考え、まわりと意思を通じ合い、感情を通わせ、コミュニケーションをとっている。ヒトはヒトらしく生きていくために欠くことができないことばを、どのようにして身につけていくのであろうか。ヒトがことばを身につけていくためには、声を出し、話し、聞き、理解するための構造や機能が備わり、使いこなすための力と学習の場が必要である。最近の赤ちゃん研究によれば、乳児は従来考えられていたよりもすぐれた基礎能力を持っており、ヒトの声やヒトの顔に特別の注意を払い、まわりの世界とコミュニケーションをとる力を持って誕生するといわれている。その力がどのようにことばと結びつくのか。本巻では、ヒトの誕生から死までの生涯発達の観点から、ことばの獲得、獲得の条件、発達過程についてまとめている。
目次
第1章 コミュニケーション入門
第2章 「聞く」と「話す」のしくみと働き
第3章 ことばの生物学的基盤
第4章 知的発達とことば
第5章 ことばの発達
著者等紹介
山崎京子[ヤマサキキョウコ]
福井医療技術専門学校
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