内容説明
先進諸国の中でも強大な経済力を身につけた日本でありながら、精神保健の面では欧米諸国に比べると著しくおくれをとっていることが指摘されてきた。1988年精神衛生法が精神保健法として改正され、精神障害者の社会復帰が強調された。その後、さらに改訂がつづけられて1995年に「精神保健および精神障害者にかんする法律」が成立し、さらに1999年これの改正法が成立して精神障害者についての福祉事業が法的に位置づけられた。本改訂版ではこの新しい流れに従って記述がされている。
目次
第1章 精神保健の概要
第2章 個人の精神保健の概要
第3章 地域における精神保健の概要
第4章 精神障害の基礎知識
第5章 精神保健福祉制度の概要