内容説明
社会福祉における理論は、現実に密着した方法や、障害をもつ人々の生活の様式や、心の中の訴えを客観化し、純化してつくりあげていくものである。本書の提供する学問内容は、けっして抽象理論でないところに意味がある。本書が盛りこんだ、こうした知識を力として、生活問題の解決と、より豊かな人間的な社会づくりにかかわっていかれようとする学徒、実践家、老人問題、障害者問題に向き合っている多くの当事者の方々やご家族など、すべての方々に、本書を生きた情報源としてお贈りしたい。
目次
第1章 思想と概念
第2章 障害の概念と実態
第3章 障害者援助の法とサービス
第4章 関連施策の概要
第5章 障害者の心の世界と社会心理
第6章 障害者援助の諸方法
第7章 施設と地域での福祉実践
第8章 障害者福祉に従事する人々
第9章 事例研究