内容説明
本書は乳幼児の運動あそびを乳幼児をしっかり押さえて考えていこうとして書かれたもの。それぞれの著者は自分自身が母親として子を育て、そして、保育者を養成する立場にある方たち―母親として、子どもの育つ過程をいろいろな側面から見守ってきたことで、乳幼児の運動あそびが全人的な発達にどのように影響するかを、具体的に体験しているだけでなく、研究者として運動あそびを分析することをすすめてきた方たちである。それぞれ分担した著者たちが、自分の意見だけで分担した仕事をしたのではなく、書きあげては討論し、書きあげては討論してつくりあげた本書は、母親としての共通の願いと保育者への共通の期待で、まとめられたものであるといえる。
目次
第1章 乳幼児と運動あそび
第2章 乳幼児の年齢別運動遊び
第3章 妊娠中の運動と乳児体操
第4章 親と子の運動あそび
第5章 乳幼児と安全教育
第6章 乳幼児の運動能力測定
第7章 指導計画について
第8章 幼稚園・保育所の運動会
著者等紹介
井上勝子[イノウエカツコ]
熊本学園大学教授
近藤充夫[コンドウミツオ]
東洋英和女学院大学教授
重松三和子[シゲマツミワコ]
熊本県立大学助教授
松永恵子[マツナガケイコ]
県立長崎シーボルト大学教授
松田順子[マツダジュンコ]
東九州女子短期大学教授
城弘子[ジョウヒロコ]
九州ルーテル学院大学教授
青山優子[アオヤマユウコ]
第一保育短期大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。