内容説明
初版刊行以来、10年の歳月を経た。この10年間は、同時に平成元年に施行された幼稚園教育要領実践の10年間であったと言える。平成元年教育要領は、幼児教育は環境を通して行うものであることを明示した点で画期的なものであった。この見方は、教育と言えば教師が教えて学ばせるものとされてきた習慣を超えて、乳幼児期の子どもの本質により近づいたものだからである。新教育要領でも、この基本は全く変わりなく総則の始めに示されている。したがって今回の改訂は同じ主旨のもとに、保育実践をさらに充実することに重点が置かれたものである。
目次
第1章 幼児教育と環境(環境による教育;幼稚園教育要領の構造 ほか)
第2章 環境への基本的理解(環境とは;環境概念の成立 ほか)
第3章 子どもと環境とのかかわり(子どもと自然環境;子どもと社会環境)
第4章 環境と子どもの活動(園内環境の構成;室内空間における遊具の活動 ほか)
-
- 電子書籍
- 学校怪談(1) 週刊少年チャンピオン