内容説明
本書の平成2年に初版発行以来、障害児(者)に対する社会的な施策や教育的な対応は大きく変化しました。このことから、新版では、用語の変更はもとより、新しい学習指導要領に従って書き改めたこと、また、最近では、公立学校の教員採用試験や保育士採用試験などにおいても、障害児教育や保育の基礎・基本が問われることから、それに対応できるように内容を精選し、必要な情報を可能なかぎり網羅するように努めました。また、今後、学校や幼稚園、保育所などでは、子育て支援の一環として、障害児の育児や保育に対する相談や指導が求められることから、第4編以降の障害各論において、新たに「家庭保育へのアドバイス」を加えました。
目次
序 私たちと障害児(者)の問題
第1編 障害児とその理解
第2編 障害児の保育
第3編 障害児の学校教育
第4編 保育と教育の実際