小学校理科指導の研究

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小学校理科指導の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784767920733
  • NDC分類 375.422
  • Cコード C3037

内容説明

平成13年度から実施に移される新しい小学校理科は、子どもの問題解決を中心とした活動的な学習がその中心に据えられている。その最も典型的な現れが、学習指導要領の目標として掲げられている「見通しをもった観察、実験」である。理科授業において、子ども一人ひとりが自ら構成した考え方を検証したり、興味や関心にしたがって調べ、活動をするのである。子ども一人ひとりの視点に立つ理科授業が展開されるのである。そして、その発展として今回の指導要領において新たに提案された「総合的な学習」が位置付けられているのである。そこで、本書は、子どものこうした学習活動を理科授業において十分支援するために必要とされる、基礎的な知識や技能の解説に心がけた。そして、さらに、現在およびこれからの小学校理科を考える上で必須の事項である生活科、コンピュータやインターネット等の活用を含む情報教育、「総合的な学習」との関わりについても詳細に解説した。なお、巻末には本書を使用する学生諸氏、実践の場の先生方の学習の便を図るために三つの資料をまとめた。

目次

1 小学校理科教育の目標と内容
2 小学校理科に関わる自然科学の基礎知識
3 小学校理科に関わる観察実験機器の活用と開発
4 小学校理科におけるニューメディアの活用
5 自然に関する子どもの思考の特徴
6 環境教育と小学校理科教育の関わり
7 「総合的な学習」と小学校理科との関わり
8 生活科と小学校理科との関わり
9 小学校理科における指導と評価
10 小学校理科の授業設計

著者等紹介

加藤圭司[カトウケイジ]
横浜国立大学教育人間科学部助教授

宮野純次[ミヤノジュンジ]
京都女子大学文学部助教授

山根一晃[ヤマネカズアキ]
鎌倉女子大学家政学部講師

小川哲男[オガワテツオ]
昭和女子大学短期大学部講師

森藤義孝[モリフジヨシタカ]
福岡教育大学教育学部助教授

平田昭雄[ヒラタアキオ]
東京学芸大学教育学部講師

堀田和弘[ホッタカズヒロ]
千葉敬愛短期大学教授。青山学院大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。