内容説明
本書は学生の指導に適切な項目を組み、次に述べる観点より編集した。著者らの研究に連なる図・表・文献を多数挿入して活力のある内容とし、学生がこの学問に興味をもち、日常生活に取り入れ易くすること。できるだけ新しい情報を取り入れること。四年制大学、大学院、短期大学のテキストとして、内容を取捨選択、あるいは研究を発展できるように基礎理論の重視、総合科学としての被服整理学の理論、科学技術としての手法について、幅広い内容を取り上げる。日常生活の中で取り扱われている応用面を実践科学として位置づけ、衣生活の中で科学する物の考え方と実践の合理化を育てること。
目次
第１章 被服整理学序説
第２章 被服の汚れ
第３章 洗濯用水と洗浄剤
第４章 湿式洗濯（ランドリー）
第５章 洗浄理論
第６章 乾式洗濯（ドライクリーニング）
第７章 漂白と増白
第８章 しみ抜き
第９章 被服地の再加工
第１０章 糊つけと仕上げ
第１１章 衣服の保管と廃棄
