出版社内容情報
「洋館」とひとことで言っても、その歴史は実に多彩です。
長崎製鉄所や富岡製糸場など幕末・明治に建てられた洋式工場に始まり、外国人建築技術者が持ち込んだヴェランダ・コロニアル、日本の大工棟梁たちが西洋建築を独自に昇華した擬洋風建築、ジョサイア・コンドルやエンデ&ベックマンといった御雇外国人建築家による本格西洋建築まで。明治という時代、日本の建築はこれほどまでに多彩な変革を遂げていました。
石や煉瓦・木造・ガラスといった素材と技術の視点から洋館を読み解き、辰野金吾・曾禰達蔵・片山東熊ら日本人第一世代の建築家たちの挑戦、その師・コンドルとの関係、明治の洋風邸宅まで--約270ページにわたり、洋館をめぐるあらゆるトピックを完全網羅!
2026年6月23日開幕の江戸東京博物館リニューアル記念特別展「洋館 明治の夢と挑戦」公式ブック。
-----目次-----
年表/系統図/序章:洋館のある風景
第1章 西洋館の上陸
scene1 洋式工場
scene2 ヴェランダ・コロニアル
scene3 下見板コロニアル
第2章 西洋建築の技術と素材
scene1 石と煉瓦の技術
scene2 木造の技術
scene3 ガラス
第3章 最初の洋館を運んだ外国人建築技術者
scene1 ウォートルス
scene2 ブリジェンス
第4章 擬洋風建築の広がり
scene1 ナマコ壁系擬洋風
scene2 木骨石壁系擬洋風
scene3 漆喰系擬洋風
scene4 下見板擬洋風
scene5 清水喜助
scene6 立石清重
第5章 歴史主義と様式の多様化
scene1 歴史主義様式 クラシック系・ゴシック系
scene2 ジョサイア・コンドル
scene3 エンデ&ベックマン
scene4 工部大学校の教育
scene5 ボアンヴィルとカッペレッティ
第6章 日本人建築家の台頭
scene1 辰野金吾
scene2 曾禰達蔵
scene3 片山東熊・山口半六
scene4 ドイツ派
第7章 「名所」としての建築と邸宅
scene1 描かれた「名所」としての建築
scene2 明治の邸宅とヴェランダ
scene3 明治の和館という建築史の難題
【目次】
内容説明
明治期に突如現れた洋館がどのように日本に定着したのか―これ1冊で「洋館史」がまるわかり!
目次
Prologue 洋館のある風景
1 西洋館の上陸
2 洋館の技術と素材
3 最初の洋館を運んだ外国人建築技術者
4 擬洋風建築の広がり
5 歴史主義と様式の多様化
6 日本人建築家の台頭
7 「名所」としての建築と邸宅
著者等紹介
藤森照信[フジモリテルノブ]
建築家・建築史家・東京都江戸東京博物館館長。東京大学名誉教授。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。2026年日本建築学会大賞受賞
米山勇[ヨネヤマイサム]
建築史家・東京都江戸東京博物館研究員。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。日本銭湯文化協会理事。日本建築学会教育賞(教育貢献)、日本建築家協会ゴールデンキューブ賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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