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出版社内容情報
絵画、小説、詩、寓話、伝説、映画など、さまざまなアートに登場するカラスを集めたビジュアルブック。
ときに禍々しく、ときに知恵や幸運の象徴ともされるカラス。寓話や神話、伝説によく登場するのはもちろん、エドガー・アラン・ポーの詩『大鴉』をはじめ、詩人や作家にもインスピレーションをあたえてきました。絵画の世界に目を転じれば、ゴッホやゴーギャン、河鍋暁斎、小原古邨などが漆黒の鳥たちを描いています。ヒッチコックの映画『鳥』、世界的人気ドラマ『ゲームオブスローンズ』(原作:ジョージ・R・R・マーティン著『炎と氷の歌』)、カルト映画『クロウ/飛翔伝説』など、映像作品でもカラスは大人気。アーティストたちを惹きつけてやまない、神秘的で美しいカラスをビジュアルと引用、解説で紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
170
カラスが描かれている名画もイメージ出来ませんでしたし、美しいとも思っていませんが、読みました。確かに色んな所に描かれていて、ゴッホも描いています。黒猫同様、魔女狩りの時代に虐殺されていてもおかしくはありませんが・・・ 毎日、ゴミ置き場で見かけます(笑) https://www.xknowledge.co.jp/book/97847678328522024/04/18
クナコ
9
初読。お気に入りさんの感想にて存在を知った本。カラス好きとして手に取った。名画と言いつつ映画や文学作品なども含めた創作物の中に現れるカラス(カラス科の鳥)の描かれ方について紹介している。大体が19世紀〜現代の作品についてなので、ずばり「名画」という印象の作品は少なかった。絵については加工が効いた写真なのかCG なのかわからないリアル形の作品が多かったので、画材や表現方法を明記して欲しかった。カラスといえば、白背景に映える黒一色、ギザついた風切り羽のライン、ぬるりとした嘴のカーブが魅力だと思うがどうか。2025/01/05
takakomama
6
まっさきに思い浮かんだのはゴッホの絵画。カラスの写真や絵画、文学、伝説、映画など盛りだくさんです。カラスはダークで不吉なイメージで、美しいとは思えません。頭は良いみたいです。2024/08/31
まさ☆( ^ω^ )♬
6
いや〜良かったです。カラスは賢くて美しい。ポーの「大鴉」は今まで読んだ中で一番分かり易い翻訳だった。お気に入りの一冊になりました。2024/07/17
beegirl
1
見ていてカラスのフォルムと艶のあるの羽の美しさと、それを捉えた画家たちのカラスへの憧れを感じました。特に日本画のカラスの配置の秀逸さに惚れ惚れしました。2025/01/17