出版社内容情報
スポーツライティングの名手が贈る
スポーツを「書く・観る・伝えたい」人のための教科書
ラグビーを中心に新聞、雑誌に寄稿し、スポーツライティングの第一人者として活躍する名手が初めて明かす「うまい文章」を書くためのレッスン。
人の心を打つ文章とは何なのか?
誰もが手軽に書いたものを発信できるようになったからこそ、文章の巧拙が問われるようになっています。本書は著者自身が実践を通して身につけた技術や国内外の名文から学べる文章論をわかりやすく伝えていきます。
「原稿に『普遍』を忍ばせると多くの人に読まれる」「使わない言葉を決めるだけで文章は美しくなる」「仮説を立てるからこそ良い質問ができる」「徹底して削るべき文章の『仮想敵』」「場面に語らせると原稿が立体的になる」
業界の内外に多くのファンをもつスポーツライターの巨人が重い腰を上げて語り尽くした、「書く」ことの真髄。観る・伝えたい人にとっても気づきの多い教科書となっています。
スポーツを真剣に見つめれば本物の教養が身につく!
【目次】
序章 スポーツライティングとはなにか
スポーツライターになるな!/教養とはなにか/普遍を書く
第1章 スポーツを書く喜び
喜怒哀楽に収まらない感情を書く/スポーツの自由とはなにか/「好きでたまらない」は強い/スタイルの確立
第2章 見つめる・仮説を立てる・調べる
見つめる/思考の軸をつくる/仮説を立て調べる/仮説をもとに聞く/多くの人間のモデルを見る
第3章 スポーツライティング心得
人の体の動きを書く/時間の縦軸/記憶を粒立たせる/対照の妙/インタビュー作法/事実を集めて「嘘」を書く/場面に語らせる/「際」を考え抜く/読者を旅させる/お客さんになるな 他
第4章 文章スキルと言葉への意識 批評・コラム・ゲームリポート
「よい文章」とは/コラムの発想/文章に言葉のカセをはめる/言葉に「神経」を通わせる/文章の「仮想敵」を徹底して削る/ユーモアとは/書き出しでひきつける/ふわっと終わらせ余韻を残す/インターネットメディアでの書き方/比喩はライターの友/カギカッコのなか/ゲームリポートの書き方 他
内容説明
見るのではない。見つめる。孤高のスポーツライターが放つ、文章がうまくなる40のトライ。
目次
序章 スポーツライティングとはなにか(スポーツライターになるな!;教養とはなにか普遍を書く)
第1章 スポーツを書く喜び(喜怒哀楽に収まらない感情を書く;スポーツの自由とはなにか;「好きでたまらない」は強い;スタイルの確立)
第2章 見つめる・仮説を立てる・調べる(見つめる;思考の軸をつくる;仮説を立て調べる;仮説をもとに聞く;多くの人間のモデルを見る)
第3章 スポーツライティング心得(人の体の動きを書く;時間の縦軸を持つ ほか)
第4章 文章スキルと言葉への意識―批評・コラム・ゲームリポート(「よい文章」とは;コラムの発想 ほか)
著者等紹介
藤島大[フジシマダイ]
1961年、東京都出身。スポーツライター。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。スポーツニッポン新聞社を経て、1992年に独立。文筆業のかたわら、都立国立高校、早稲田大学ラグビー部のコーチを務めた。2002年には『知と熱 日本ラグビーの変革者・大西鐵之祐』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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