内容説明
最新の研究に基づき、腸内細菌が私たちのからだにどのような影響をもたらしてくれるのかを、注目の腸内細菌学者がやさしく解説。
目次
第1章 日本人の腸が危ない(なぜ今、腸活がブームなのか?;腸活が脳に効くのはなぜか? ほか)
第2章 持続可能な腸活とは何か(便は腸内フローラの共通言語;腸年齢がわかるチェックリスト ほか)
第3章 京丹後市の高齢者から見つかった長寿菌(ビフィズス菌は大腸に、乳酸菌は小腸に棲んでいる;嫌気性菌と好気性菌 ほか)
第4章 腸が変わると寿命が延びる(腸内フローラとはどういうことか?;食べるものも多様でないといけない ほか)
第5章 寿命を延ばす70歳からの腸活・実践法(腸内フローラは2週間あれば変えられる;プラントベースフードを摂ろう ほか)
著者等紹介
内藤裕二[ナイトウユウジ]
福井県生まれ。医学博士。1983年、京都府立医科大学医学部卒業後、同大学助手、准教授、同大学附属病院内視鏡・超音波診療部部長を歴任。2021年同大学大学院医学研究科教授に就任。消化器専門医として最新医学に精通し、消化器病学や消化器内視鏡学、生活習慣病の他、健康長寿や抗加齢医学、腸内フローラや酪酸菌研究も専門としており、「京丹後長寿コホート研究」で腸内フローラ解析に携わっている。酪酸菌と健康長寿の関係などの研究をはじめ、長年腸内細菌を研究し続けているエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
37
新刊コーナーより。京都で活動されている方なので、そのコミュニティの取り組みがたくさん紹介されています。こういうデータ蓄積ができるって、すごいことです。主にデータ類を参考にしました。50代からできることもある。これからも笑って楽しむために、もっと学んでいきたいです。「まごわやさしいよ」、よ=ヨーグルトだそうです( ´艸`)2023/11/05
kawa
35
免疫細胞の70%が腸内に存在する。従って、病気予防や免疫力を高めるためには、腸内細菌の活性化が大事。最新知見では、腸内細菌は善玉悪玉という括りより、様々な細菌が存在できる多様性が注目、等々。腸内細菌のエサは、玄米や大豆等の繊維質の食物。もともと胃腸に自信がないのだが、この一ヶ月位、豆腐多め具沢山味噌汁がメインの一汁一菜の食生活をしていて下の調子はマアマア、確かにと思える。図書館新刊書コーナーで目に止まり、その場で2時間ほどでサラッと読了。図書館通いは、普段手に取らない本をその場で遠慮なく読めるのが良い。2024/04/03
とく たま
5
京丹後市の長寿を参考に健康長寿の生活を説く。食事運動睡眠やコミュニケーションなど、真面目か!というような内容で、好もしい✨2023/12/15
シュウヘイ
2
腸内フローラは奥が深い まだまだわからないことも多い2024/02/01
Andy
1
まごはやさしいよ。 「ま」豆類 「ご」ごま 「わ」ワカメ 「や」野菜 「さ」魚 「し」しいたけ(きのこ類) 「い」芋類 「よ」ヨーグルト 赤肉(牛・豚・羊)は控えめに。白肉(鶏肉)を積極的に摂ること。2024/03/16